白壁荘だより 天城百話

里の便り  

懐かしい秋の香り
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湯ヶ島のお寺、弘道寺の境内にはカヤの大木があります。今年も多くの実をつけました。実は2~3センチくらいの大きさで、楕円形をしていて青いまま落ち紫赤色に変化していきます。落ちて間もないものが数粒ありましたので持ち帰り写真に収めました。果皮は松脂に似た独特の香がして、中にはアーモンドに似た核(殻)があり、私の子供の頃は、殻を半分にカットして実を取り出し、笛にしてよく遊んだものでした。中の実を炒ってもらい食べた記憶もあります。私にとっては、懐かしい秋の実です。旅館のロビーに置いていたら、「いい香りがするね」と皆さんから喜ばれました。湯ヶ島をあるくと色々な秋に出会えます。 (HARU)

    北原白秋が、かやの実の詩を作っていました。

    こんがり、こんがり、
    燒けました、
    お山で拾うた
    榧の實、
    こんがり、こんがり、
    焦げて來た。
    ひとつは坊やにあげましよか
    ひとつはお婆が食べてあげよ。
    こんがり、こんがり、
    燒けました、
    お山で拾ふた
    榧の實。




民話と民芸の宿 白壁荘


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by shirakabes | 2008-10-19 23:16 | 自然